ドップラー レーダー。 ドップラー速度がゼロの意味とは。

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ドップラー レーダー

エアバスは26日、ドイツとスペインから戦闘機ユーロファイター・タイフーン115機分のAESAレーダー「Captor-E」を受注したと発表した。 参考: ようやくユーロファイター・タイフーン開発国のドイツとスペインがAESAレーダー「Captor-E」を採用 昨年、ドイツ空軍の関係者がユーロファイター・タイフーンの搭載レーダーを2022年からAESAレーダー「Captor-E」に換装する予定だと明らかにしたが、ようやく「Captor-E」への換装が決定した。 タイフーン向けに開発されたAESAレーダー「Captor-E」は10億ユーロもの費用を投じて開発したのだが、肝心の開発国(英国、ドイツ、イタリア、スペイン)からの受注や採用はなく、クウェートとカタールから受注した機体にのみ採用されただけで終わっていたのだが、ようやく開発国からの受注が決まったことで幾つかの国に提案されているトランシェ3(Captor-E搭載)採用に弾みがつくと期待されている。 因みに「Captor-E」の首振り式採用にはデメリットも存在する。 パルスドップラーレーダーはアンテナを捜索する方向に向ける必要があったため首振り式が一般的だったのだが、この稼働部が高G機動中に故障するためレーダーの平均故障間隔が、アンテナ部を固定することが出来るAESAレーダー(ビームの向きを電子的に制御できるためアンテナの向きを変える必要がない)よりも短いと言う欠点がある。 しかし「Captor-E」はAESAレーダーにも関わらずアンテナ部を首振り式にすることで捜索範囲を拡張した代わりに、稼働部が高G機動中に故障するパルスドップラーレーダーの欠点も抱えることになるため、AESAレーダーの特性を殺しているとも言えるが、その分の恩恵は十分なので好みが分かれることろだ。 どちらにしても、残る開発国の英国とイタリアが自国向けのタイフーンに「Captor-E」を採用するのか注目される。 0 ドイツ空軍のユーロファイター・タイフーン >Captor-Eの目標探知能力はステルス戦闘機F-35を約60km離れた地点で検出することが出来ると言われている。 5世代機にふさわしいレーダーを得られる様ですね。 最近渋ちんな感のあるドイツが換装費用を出したのには驚きですが。 >しかし「Captor-E」はAESAレーダーにも関わらずアンテナ部を首振り式にすることで捜索範囲を拡張した代わりに、稼働部が高G機動中に故障するパルスドップラーレーダーの欠点も抱えることになるため、AESAレーダーの特性を殺しているとも言えるが、その分の恩恵は十分なので好みが分かれることろだ。 従来の機械式を「パルスドップラー」としているのには違和感があります。 「パルスドップラー」非対応でも首降りのはいたし、AESAでも動作モードの中には「パルスドップラー」のモードも在るでしょうし。 プレーナアレイとか、機械式とかにした方が良いように面白いました。 それはそうと、日本のNGFでも﹙レーダーのポンチ絵から﹚同じく首降りAESAとの推測もあります。 捜索範囲の拡張を取るか、信頼性向上など他の項目を優先するか、そこら辺はシステムをどう纏めるかの判断なのでしょうね。 F-3のAESAが首振りするのは無いと思うぞ、初期のF-2では機体やレドームとのマッチングが取れずおかしな反射などで計算通りの性能を出せずに苦労した。 首振りにした場合、動作角度に応じたマッチングが完全に取れるわけがない、素子の性能が悪くてスキャン範囲が狭すぎるのをごまかすための苦肉の策だろう。 日本は20年前に航空機用AESAを世界で最初に実用化したが、先進各国でもようやく第一線機に装備を始めた段階でいまだに自主開発できずに外国にクレクレ言ってる国もある。 日本はそのAESAを哨戒機や護衛艦や各種ミサイルのシーカーとその誘導レーダーなどに湯水のように使いまくっている、どんだけ異次元なんだ日本は。

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気象庁|気象ドップラーレーダーによる観測

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第39回専門知識 問3 ドップラーレーダーの基本 ドップラーレーダー観測では、レーダーに近づく風の成分と、レーザーから遠ざかる風の成分を観測します。 気象庁のレーダーチャートでは、近づく成分を寒色系で、遠ざかる成分を暖色系で表現しています。 ドップラー速度ゼロとは ドップラー速度がゼロとは、寒色と暖色が接している部分のことです。 多少の凹凸は無視して速度ゼロラインを結ぶと、問題のチャートに下のような「S字」の形が浮かび上がりました。 この中から、2つの箇所 a と b に着目してみましょう。 a は、簡単ですね。 レーダーの上を、一方向の風が吹いている状況です。 ドップラー速度ゼロのラインに直行する風、つまり北北東から近づいて来た風が、レーダーの真上を通過して南南東へ遠ざかっている様子です。 レーダーの真上を通過する瞬間は、ドップラー速度がゼロになります。 下の図に白い矢印で示しました。 b は、どんな風でしょうか。 レーダーから西に35km付近に『ドップラー速度ゼロ』のラインがあります。 ここでは、上の図のように、南東の風と北東の風がぶつかっているのでしょうか。 反対方向からの風が正面衝突して速度がゼロになるなんてことはありません。 『車は急に止まれない』 と言う標語がありますが、空気こそ急には止まることができません。 ドップラー速度がゼロになるのは、レーダーの上空を通過する以外には、 レーダーに対して直角方向に吹く風なのです。 直角方向とは、レーダーを中心とする円を描いたときに、その円の接線方向になりますね。 でも、レーダーに対して直角に吹く、接線に沿った風の方向は「時計回り」か「反時計回り」かの2種類があります。 どうやって判断したら良いでしょうか。 図示して見ると簡単です。 そうすると b の風は、レーダーに直角で寒色から暖色に向かって、と、こうなりました。 ここまで状況が解明できれば、この問題は解けたも同然です。 問題図のドップラー速度ゼロラインの上に、接線の風ベクトルを描いてみましょう。 らせん状のドップラー速度ゼロ・ラインが、S字の形に沿って北側と南側にあるので、両方に矢印を描きました。 どちらも、レーダーからの距離が遠くなる(高度が高くなる)に連れて、風向が時計回りに変化しています。 しかも、レーダーからの距離が同じ場所(同じ高度)の矢印は、南北で同じ方向の風であることに気が付きます。 上の図では、分かりやすいように対になる風を同じ色にしています。 例えばレーダーから15kmほど離れた北と南の2つの地点(高度1km)では、どちらも東風 水色の矢印 になっていますから、その間に挟まれたレーダーの上空1kmでも、水色の東風が吹いていると推測できます。 他の色(高度)においても同様なことが言えますので、レーダー上空では、風向は高度上昇に連れて時計回りに変化していると判断して良いでしょう。 ここまで問題点を整理すれば、答えは簡単です。 a は、半径10kmの円形なので0. 8kmだと思うのですが、1. 2kmでも微妙なところです。 ここは、一旦、保留にしておきます。 b は、上の図の中央部の『白矢印』ですから、正解は『北北東』ですね。 これで、選択肢は[1][2][4]のいずれかに絞込ました。 c は、悩むことなく『鉛直シア』です。 低気圧性循環の場合は、レーダーチャートの一部で渦状のチャートが観測されるはずです。 この図には、そのような渦は観察されません。 これで選択肢は[1][2]に絞り込みました。 d 高度上昇に連れて、風向きが時計回りに変化しているので『暖気移流』です。 というわけで、正解は [2]です。 a が「0. 8km」か「1. 2km」か悩みましたが、自動的に「0. 8km」に決まりました。

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ドイツ、2023年迄に戦闘機タイフーンのレーダーを「Captor

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