うちはサスケ 腕。 【ナルコレ】うちはサスケ[謹賀新年・蠎蛇2018]の評価とスキル・ステータスの詳細

うちはサスケ (うちはさすけ)とは【ピクシブ百科事典】

うちはサスケ 腕

2kg 16歳 好きな食べ物 おむすび おかか 、トマト 嫌いな食べ物 納豆、甘いもの 好きな言葉 力 趣味 修行、散歩 戦ってみたい相手 木ノ葉隠れ上層部 概要 のかつてのにして、そしてである。 「」という瞳術を受け継ぐの末裔。 火遁と雷遁系の術を得意とする。 実質本作のと言える。 幼い時は実兄・を慕う仲の良い兄弟であるが、任務続きでなかなか時間の取れないイタチには「許せサスケ、また今度だ」と額を小突かれていた。 アカデミーに入ってしばらくの頃、イタチによって一族を皆殺しにされており(後にことが判明する)、目的はその復讐と一族の復興。 そのため非常にクールかつ排他的な性格で、他人を寄せ付けようとしない。 人物 冷静でストイック、裏を返せば不器用で強がりな性格の少年。 女子たちからは整った顔立ちもあってちやほやされていたが、自身の目標に邁進していたため、色恋沙汰には興味を持たずにいた。 またあまりにも人気であるがゆえに、牽制し合いの中で誰も彼に近づけず、孤立していた描写もある。 行動原理は愛情だと作中で明かされており、家族想いで誰よりも力を求めている。 しかしそれ故に危うい所もある。 幼少期に一晩で一族を失ったから繋がりを恐れ拒んでいた。 強がりだが実は純粋で、繋がりのある人の色に染まっていく。 素直じゃない。 一見クールだが、内に秘める情動は強く熱い。 うちは一族の特徴である愛情深い心の持ち主であり、彼の冷たいセリフの裏には深い愛情が隠されている。 また言動を追っていくと、彼の兄同様に度を越したであることが分かるが態度がクールなため悟られにくい。 ナルトとの関係 最初は自分に変につっかかって来る「アカデミー最下位のうざいヤツ」とまったく相手にしていなかったが、班分けの初日に集まった際に睨み合いになり、さらにナルトがどんケツを食らって倒れ込んだことで、を最悪のかたちで喪失する羽目になり、「大嫌いなヤツ」へと変化した。 そして第7班として行動するようになり、再不斬襲撃の際に初めの共同プレイで再不斬の不意を突くことに成功。 再襲撃に備えた「チャクラ木登り」の特訓の辺りから、徐々にナルトをライバルとして認識していくようになる。 中忍試験・第二試験で大蛇丸の襲撃を経て個人戦となったときには、ナルトに「お前と戦いたい」とはっきりとライバル宣言し、心中で彼を友としてみるようになっていた。 実はアカデミー以前にお互いを見知っていたことが示唆されており、父に認めてもらおうと必死に兄を追いかける自分と、周囲に認められようと必死にあがくナルトを、どこかで重ね合わせていたらしい。 抜け忍となってからイタチへの復讐、そして木ノ葉への復讐と傾倒していくにあたり、ナルトやとの絆を断ち切ろうとしていったが、第四次忍界大戦で再び共闘することとなった。 活躍 第一部 アカデミーを主席で卒業した「」で、同期の中でも図抜けた才能と実力を備えており、卒業時には既に火遁の術を習得していた。 初期は第でナルトとと共に、の指揮下で木ノ葉の忍として任務に臨んでいた。 イタチへの復讐のためひたすら力を求め修行に打ち込んでおり、当初は非常に強気な物言いが目立った。 だが、任務で訪れた波の国において、霧隠れの抜け忍・とと遭遇。 圧倒的過ぎる実力差、そしてイタチの時とは違う「本物の殺意」を前に呆然自失となるが、己の忍道を掲げ退かないナルトに引っ張られる形で共闘、再不斬と渡り合った。 その中で、うちは一族のである「写輪眼」が本格的に開眼。 一族抹殺の時に開眼してはいたが、ここでようやく意識的に使用できるようになり、以後サスケは飛躍的に実力を伸ばしていくことになる。 この一件を境にナルト、サクラとの関係が改善に向かい始め、チームワークも本格的に取るようになる。 だがその矢先、サスケは自身の運命を変える遭遇を果たすことになる。 中忍試験で木ノ葉の抜け忍にして音隠れの長・と鉢合わせ、うちはの血脈に目をつけた彼により「」を刻まれる。 力と引き換えに体をむしばむ呪印に苦しめられながらも、カカシから「 雷切 」を伝授されるなど極力呪印に頼らないよう地力を高めようと試みる。 しかし、彼に平穏は訪れない。 人柱力であるナルトを捕えるという目的のもと、に属する、そしてイタチが里に現れる。 唐突に訪れた復讐の機会に、勇み立つサスケはイタチに挑むが、を掠らせることもできず一方的に暴行を受け、により一族が滅ぼされた日を幻術世界における24時間に渡り見せつけられ続ける(月読で攻撃する場合幻術時間は72時間が基本なので、この時のイタチはかなり手を抜いていたことになる。 後でわかることだが、イタチの目的はあくまでサスケの様子を見に来ることだった)。 イタチ「なぜ弱いのか……。 足りないからだ……憎しみが」 圧倒的な強さに手も足も出なかったサスケは、己自身に失望し、そして仲間と共に在る光に満ちた未来への希望すら失ってしまう。 チームの関係も悪化の一途をたどり、八つ当たり同然に挑んだナルトとの決闘では引き分けに終わるも、ナルトの「螺旋丸」が貯水タンクの反対側を粉砕するという破壊力を目の当たりにして、どこかで落ちこぼれだと思っていたナルトにすら追い抜かれている、という現実を思い知る。 懊悩の末、サスケはさらなる力を求め大蛇丸一派の勧誘に乗り、抜け忍の道を選んで木ノ葉を脱走。 これを止めようとするナルトは、シカマル率いる「サスケ奪還小隊」に配属され、追撃に出る。 そして、かつて千手柱間とうちはマダラが最後の決着をつけた場所、終末の谷の滝壺でナルトに追いつかれ、激突。 ナルトが自分にとって「もっとも親しい友」であることを認め、その繋がりをあえて断ち切り、イタチとの憎しみという繋がりのみを残すことで力を手に入れることを選んだサスケは、九尾のチャクラを引き出したナルトに対し、呪印の力で肉体変化を起こし、螺旋丸と千鳥の激突に勝利。 実はこの時ナルトを殺す事が可能だったが、殴るだけに留まっている。 千鳥と螺旋丸のぶつけ合いの際、貫手を握り拳に変えた) 力を使い果たし気絶したナルトを前にするが、そこで頭をよぎったのは一族を滅ぼした日、イタチが言い残した言葉。 万華鏡写輪眼を開眼する条件として彼が告げたのは「もっとも親しい友を殺すこと」。 だが、 「オレは……アンタの言いなりにはならない……」 「オレはオレのやり方で力をつける……オレはオレのやり方でアンタを越える! 必ずな……!」 額当てにクナイで傷を残すと、それをナルトの元に放り捨て、夜の闇の向こうに消えて行った。 第二部 音隠れの日々 音隠れに走った後、大蛇丸のもとで修行に励む。 いずれ大蛇丸が自分の体を乗っ取るつもりでいることは無論わかっていたが、その決意は「 復讐が遂げられるなら、こんな命はくれてやる」と言い切るほどに固かった。 いくつもの繋がりは己の本当の願いを見えなくさせる。 だが今のサスケには、イタチとの間に憎しみという繋がりがあった。 それさえあれば、復讐さえ遂げられれば、後のことなど知ったことではなかったのだ。 だが3年間の修業の末、サスケはヒルゼンの封印術で忍術を失い、弱体化していた大蛇丸を上回る力を身に着ける。 そこに来て、大蛇丸に乗っ取られた自分よりも、今の自分の方が強いと判断したサスケは大蛇丸に見切りをつけ、反旗を翻す。 戦いの中で大蛇丸により「不屍転生」の器として飲み込まれるが、精神世界で写輪眼を使い、術の効力を跳ね返して 自分が大蛇丸を乗っ取り吸収。 爆発的な再生能力を手に入れたサスケはアジトを後にすると、前もって目をつけていた鬼灯水月・香燐・重吾の三人を引き入れ、小隊「」を結成。 うちはの二人 三人の能力を活用して足取りを追うが、その中でイタチ当人からの誘いを受け、旧うちはのアジトに招かれる。 そこで待っていたイタチから、一族抹殺の時に協力者がいたこと、その協力者は「うちはマダラ」であること、万華鏡写輪眼はいずれ失明すること、それを防ぐには他者の万華鏡を移植すればよい……ということを教えられ、この戦いは「永遠の」万華鏡写輪眼を巡る戦いだと示唆される。 「アンタがいくらその眼を使おうが、オレのこの憎しみで、幻は現実になる!」 「オレの写輪眼は幻術を見抜く!!」 戦いが始まるや否や月読をかけられるが、復讐の一念で瞳力を引き出したサスケは月読を破り、直接対決が始まる。 手裏剣術でまず先手を取った後、接近戦を絡めての火遁の打ち合いになる。 イタチは容赦なく炎遁・天照を用いて攻め立てるが、サスケはこれを大蛇丸の能力を利用した脱皮の変わり身でかわす。 そして、火遁と炎遁で上昇した温度によって雷雲が生じたことを利用し、イタチを殺すためだけに編み出した雷遁秘術・麒麟を叩き込む。 だが、イタチはこれをうちは一族最強の力・須佐能乎にて防御。 全力を使い果たしたサスケは大蛇丸を抑えきれなくなり、呪印ごと解放された大蛇丸が八岐の術にて暴れ出す……が、イタチはこれをも霊剣・十拳剣にてあっさり封印。 万策尽きたサスケは詰め寄るイタチをただ見据えるしかできなかったが、いよいよ目を奪われる……というタイミングで、イタチはなぜか伸ばした指で額を小突き、そのまま倒れて力尽きてしまった。 イタチが死んだ後、自身も力尽き気絶したサスケだが、目を覚ました時にいたのはどこかの洞窟だった。 そこは、サスケを回収した仮面の男……イタチを追っていた時に遭遇した暁の忍・デイダラと組んでいたトビのアジト。 トビは自らを「うちはマダラ」と名乗り、イタチが一族を抹殺した時の協力者だったと明かす。 もう一人の復讐の対象を前にするも、イタチを倒したことで放心していたサスケは話を聞いておらず、半分聞き流すような状態だった。 だが、トビが仮面を外しかけ、わずかに覗いた写輪眼を見た途端、突然「天照」が発動。 トビは何とか黒炎を回避したが、サスケはいきなり発動した天照に混乱に叩き込まれる。 それが、「転写封印」という術によって、イタチがサスケの写輪眼に仕込んだものだと教えられるが、サスケは理解できなかった。 なぜイタチが、我欲のために同族を滅ぼした男がそんなことを? その問いに、トビは当然のような口調で答える。 「決まっているだろう。 我に返った時には木の輪(木遁と思われる)で拘束されていたが、イタチは悪だとうわごとのように呟くサスケに、トビはあくまで静かに語る。 「あの夜……イタチがうちは一族を皆殺しにしたのは事実だ。 そして里を抜け暁に走った。 これも事実だ」 「そしてそうすることが木ノ葉の里から下された任務だった。 これも事実だ」 イタチは己の欲でうちはを滅ぼしたのではなく、里からそうするように命じられたのだ、と。 俄かに信じ難いその暴露に、トビは続けて里の設立、千手とうちはの因縁、そして九尾の襲撃について語る。 ナルトが生まれたあの日、木ノ葉を襲った九尾。 里の上層部はそれを、うちは一族が写輪眼を以て操っていたのではないか、と睨んだ。 そこからうちはへの差別が加速し、溜まりかねたうちは一族はイタチをスパイとして里に送り込み、クーデターを目論んだ。 だが、それは里側がうちはへのスパイとして指名していたイタチによって既に割れていた。 時が経つにつれて里とうちは一族の溝は深まり、何とか穏便におさめようとするヒルゼンの尽力も空しく、ついに亀裂は決定的なものとなる。 そして、木ノ葉上層部のタカ派により、ついにうちは一族全員の抹殺が決まる。 その役目を担わされたのはイタチだった。 写輪眼には写輪眼。 イタチにとって、うちはの仲間を手にかけるなどあり得ない選択だった。 だが、もしうちはが本当にクーデターを起こせば、木ノ葉の里も火の国も大きく揺らぐ。 当時はまだ第三次忍界大戦が終わったばかり、平穏はかりそめの物でしかない。 そんなタイミングで火の国が揺らげば、間違いなく他国は攻め込んでくる。 次の大戦の始まりとなる。 そうなれば、もはや里での主権どうこうではない。 うちはも他の家も関係なく、全てが滅んでしまう。 幼くして戦争を目の当たりにし、そのトラウマを抱き成長したイタチにとって、それは絶対に容認できるものではなかった。 全てを背負い込み、イタチは心の中で血の涙を流しながら、同胞をその手にかけた。 彼はうちは殲滅という任務をやり遂げたのである。 「たった一つの失敗を除いてな」 「いかに心を殺し、修羅となったイタチであっても……お前だけは……弟だけは……」 「殺せなかった」 最愛の弟であるサスケだけは、どうしてもその手にかけられなかった。 そしてイタチは、タカ派の筆頭であるダンゾウを「サスケに手を出せば自分の持つ里の情報を他国に売る」と脅し、同時にヒルゼンにサスケを守ってくれることを願い、里を抜けた。 そして、トビの属する暁に入り込み、中から見張っていた。 木ノ葉崩しの直後に鬼鮫を伴って里に現れたのは、ナルトを捕えるためではなく、ダンゾウ含むタカ派に「オレは生きている」と警告するためだった。 ヒルゼンが死んでしまった以上、里の闇からサスケを守れるのは「機密情報を握る抜け忍」である自分の存在しかないからだ。 あまりにも衝撃的な事実を突き付けられたサスケは混乱のあまり発狂、トビの言葉を必死に否定するが、 「なぜならお前は生きている」 その宣告に凍りつく。 イタチが本気を出していれば、サスケはとっくに殺されていた。 だがイタチは死に、サスケは生きている。 それが何よりの証拠だった。 「結局……お前の眼はイタチのことを何一つ見抜けていなかった。 兄の造り出した幻術を何一つ見抜けなかった」 「だがイタチは……父を殺し……母を殺し……友を殺し……恋人を殺し……上司を殺し……部下を殺した……。 だが殺せなかった……弟だけは」 「血の涙を流しながら、感情の一切を押し殺して、里のため、忍界のために同胞を殺しまくった男が……どうしてもお前だけを殺せなかった。 「うちはを滅ぼした悪人」を、「うちはの生き残り」が殺すことで、サスケは一族の仇を討った英雄となる。 そしてその時、サスケに新たな力が宿る。 闇へと向かうその力は、イタチの光を得ることで永遠となる。 全てを聞かされたサスケは、イタチと過ごした日々、そして目の当たりにした最期を思い出す。 目を奪うのではなくかつてのように額を小突き、 「許せ、サスケ……これで最後だ」 名誉の代わりに汚名を、愛の代わりに憎しみを受け取り、それでも笑って死んでいったイタチ。 憎しみのままに追い続けたイタチの姿は幻だった。 兄はやはり、あの頃の兄のままだった。 それを理解した時にはもう遅かった。 イタチは死んだ。 この手で殺した。 全てを背負い込みたった一人で里のために犠牲になった兄を、憎しみのままに自分が死なせてしまった。 それをやっと実感したサスケは、最後の「家族」を死なせた後悔に苛まれ、泣いた。 「我らは蛇を脱した。 これより我ら小隊は……名を鷹と改め行動する」 「鷹の目的はただ一つ。 だから壊す。 だから殺す。 イタチを犠牲にして成り立つ平和など、何の価値もない。 さらなる憎しみと共に開かれたその眼には、直巴の万華鏡写輪眼が輝いていた。 憎悪に狂う者 暁への参戦以降は、冷酷なサスケに陶酔していたでさえ恐怖するほどの禍々しいチャクラを放つようになった。 五大国それぞれの抜け忍などとの戦闘から五大国全てに因縁があり、その戦歴は五影にも知れ渡るようになった為、木ノ葉のかつての同期生や第7班(ナルトを除く)のメンバーもサスケを殺すことを決定。 そんな中、サスケはトビに乗る形で暁に加担し、雲隠れのの襲撃と捕獲に成功。 それでもこの頃はまだ当初の冷静さを残していたが、捕えたキラービーがタコ足分身の偽物だったことをトビに明かされ、タカ派の筆頭であるが火影候補となり、鉄の国での五影会談に出向くことを教えられてから豹変。 真の仇と目するダンゾウの存在を知ったサスケは、トビの誘いに乗り鉄の国へ向かう。 膨れ上がる憎しみのあまり、この頃のサスケは理性が徐々になくなりつつあり、会場に潜入した後は水月と重吾が雷影に倒されたのも全く意に介さず、立ちはだかる侍たちを容赦なく斬殺しながら突撃。 途中で須佐能乎を開眼・使用可能になるが、それでも集う五影たちには歯が立たず、オオノキに殺されかけるもトビによって時空間に回収され命拾い。 後から吸い込まれた香燐によって回復された後、外に出された時には目の前に一族抹殺を起こさせた張本人でもあるがいた。 一族の遺体から写輪眼を抜き取り武力として使う姿を見て、サスケはさらなる憎悪と狂気に呑まれていく。 うちはの力を用いた「眼で語る戦い」が幕を開けるが、うちはの禁術・イザナギを乱用し優勢を保つダンゾウに対し、「わずかな時間なら幻術が効く」こと、「イザナギを使った写輪眼は閉じてしまう」こと、「イザナギの残り時間をダンゾウは腕の写輪眼を見て判断している」ことを看破したサスケは、須佐能乎による高速の連続攻撃でイザナギの残り時間をひたすら削り続ける。 そして相討ち前提の最後の一撃の直前、ダンゾウの腕の写輪眼が全て閉じていたのを「一つだけ開いている」と錯覚させ、急所を貫き勝利。 香燐を人質に逃げようとしたダンゾウを、香燐ごと突き刺すことでトドメを刺した。 「これが眼で語る戦いだ。 うちはを……なめるな」 その直後、香燐が倒れ伏している所に一人で始末を付けに来たが到達。 刺し違えてでもサスケを殺すつもりだったサクラだが、サスケはとっくに魂胆を見抜いており、何のためらいもなくサクラを殺そうと千鳥を放つ。 だが、その瞬間にカカシが割って入り失敗。 「復讐に取りつかれるな」と説得されるも、狂ったように笑いながら全てに復讐せんと須佐能乎で応戦。 カカシは左目の万華鏡写輪眼で対処するが、それを見たサスケは不愉快そうに吐き捨てる。 「うちはでもないアンタが万華鏡を開眼してるとはな。 助かったのはその眼の能力らしいが……うちはの力に感謝するんだな」 「全員……笑ってやがる……。 イタチの命と引き換えに笑ってやがる!! 何も知らずに一緒になってヘラヘラ笑ってやがる!!」 「今のオレにはお前たちの笑いは軽蔑と嘲笑に聞こえる!! その笑いを悲鳴とうめき声に変えてやる!!!」 うちはであるがゆえに、全てを失ったサスケ。 だからこそ、うちはを滅ぼしたものを全てなくしてしまうまで止まれない。 イタチや両親の思いを覚えているからこそ、それを奪った木ノ葉はサスケにとっては抹殺すべき敵でしかない。 イタチが守りたかったもの全てに牙を剥き、爆発した憎悪のままに須佐能乎を第三段階に移行させるが、瞳力の乱用が祟り視力が低下、ピントが定まらず前がはっきり見えなくなってしまった。 直後に背後に忍び寄ったサクラを、一瞬迷った隙をついて返り討ちにしようとするが、寸前でナルトが割って入り、2度目の再会を果たす。 かつての終末の谷の時同様、螺旋丸と千鳥のぶつかり合いになるが、その中で精神が繋がり、ナルトと少しの間対話する。 「ナルト……今更お前がオレに何を言おうがオレは変わらねェ。 オレはお前も、里の奴らも、一人残らず全員殺す!」 「行き着くところお前の選択は二つ。 オレを殺して里を守った英雄になるか、オレにやられてただの負け犬になるか! そのどっちかだ!」 正面から切り捨てるも、「憎しみは全部オレにぶつけろ」とあくまでサスケを連れ戻すことを諦めないナルトの姿勢に、根負けしたかのように笑うと、 「いいだろう……お前を一番に殺してやる」 そう言い残してトビと共に撤退。 来るべき戦いに備え、イタチの万華鏡写輪眼を移植。 第四次忍界大戦二日目の早朝、馴染みつつあった「永遠の」万華鏡写輪眼を試すかのように白ゼツのオリジナルを炎遁で抹殺、ナルトを殺すべく戦場へと飛び出した。 うちはの兄弟 白ゼツの集団を須佐能乎で一蹴した直後、近場の森から鳥の群れが飛び立つのを見て、何者かが森の中を突っ切って向かってきていることを察知。 邪魔者は切り捨てるとばかり、納めかけた刀を再び抜き払って森へと突入した。 が、その矢先にサスケは思わぬ遭遇を果たす。 木から木へと飛び移り森の中を移動していたのは、によって穢土転生され、ナルトに託したうちはシスイの幻術によって自由を取り戻したイタチだった。 思わず踵を返し、必死で後を追いながら、再び出会えた兄に真実を問い詰める。 あの日、本当は自分も両親や一族と共に死ぬはずだった。 イタチに殺されるはずだった。 なのにどうして自分だけ残された? 他のうちはと自分と何が違う? 血を吐くような問いに、イタチは足を止めないまま応じる。 当時のサスケは幼く、何も知らなかった。 一族の愚行も、その果てにある悲劇も。 そしてそれは、サスケのためだけではない。 イタチは一族を滅ぼした自分を、うちはであるサスケに裁いてほしかった。 だからこそ、サスケが憎しみに振り回され道を誤らないよう、道案内の立札を嘘と幻術で書き換えて来た。 今のサスケにそんなごまかしは通じない。 だが、イタチは案じていなかった。 直後、口寄せで行く手を妨害されるも、これも突破しイタチのもとに到達。 全てを中断し、イタチから真実を聞くため、ひとまずカブトを止めるべく共闘。 サスケ「イタチ……アンタはいつもオレに、今度だ後でだと嘘をつき続け、挙句死んだ……だから今度こそ……約束は守ってもらう!」 イタチ「性格は死ぬまで変わらないものだが……オレは一度死んでる。 そのつもりだ」 かくして、一度は袂を分かったうちはの兄弟は、恐るべき敵を前に再び並び立った。 カブトからはうちはの研究材料として身柄を狙われていたため、攻撃のターゲットにこそならなかったものの、穢土転生は術者でなければ解けないため、兄弟の方にもカブトを生きたまま無力化しなければならないというハンデがあった。 その条件において、蛇の仙人モードを会得し、さらに肉体改造で強力な再生機能を手に入れたカブトはあまりにも手ごわく、イタチも穢土転生の体をフル活用せねばならないほどの苦戦を強いられる(言い換えれば、イタチが健在であったならこの戦いにはほぼ勝てなかったことになる)。 サスケもまた、穢土転生のコントロール札を書き変えて再びイタチを操ろうとするカブトを何度も妨害し、戦いのペースをギリギリのところで繋ぎ続ける。 最後にはカブトをうちはの禁術・に嵌め、多くの忍を苦しめていた穢土転生の術を解除することに成功した。 だが、あくまでも「木ノ葉隠れの忍者」として、里を守ろうとするイタチの姿勢にどうしても納得がいかず、食って掛かる。 なら、彼のために復讐を選んだ自分は何なのか? イタチが翻意しないことを悟ったサスケは、兄の心を知りながらも、「アンタの弟だから止まれない」と本音をぶつけ、決別する。 だが、術解除によって昇天していくイタチからやを伝えられたことで、犯罪者として里に追われて、それでも一人の忍として木ノ葉を想うイタチの思いをやっと知ることになった。 参戦 一族とは何なのか? 里とは何なのか? 忍とは何なのか? イタチに見えていたものが自分には見えない。 イタチを動かしていたものが自分にはわからない。 だからこそ、その本質を知りたいと考えるようになる。 「全てを知り、自分で考え、答えを出し、己の意志と眼で成すべきことを見据えたい」 そこにとが大蛇丸の巻物を持って駆け付け、サスケはの野望の一端を知った。 (ちなみに大蛇丸の野望の詳細は、連載終了後もまだ明らかになっていないがおそらく、 自らの腕を復活させることにあると思われる) そして、解邪法印で復活させた大蛇丸の協力により、木ノ葉に潜入すると、歴代火影達を穢土転生で蘇らせる。 そして、全てを知る男・初代火影から、柱間とマダラの因縁、それ以後続くととの因縁を聞く。 里を起こした柱間の夢、その夢を引き継いだ扉間の尽力、全てを守ろうとして力及ばなかったヒルゼンと、志半ばで斃れざるを得なかったミナトの悔恨を聞かされ、サスケは黙考の末に答えを出した。 強い愛を持つ一族。 ゆえにこそ闇に囚われた一族。 うちはを滅ぼした里。 そしてうちはを育んだ里。 こんな現状をよしとする忍。 その上で未来を変えようと足掻く忍。 それら全てを、うちはイタチは一人で守り、支えようとしていた。 悲惨な戦争を絶対に起こさないために、忍界という森のためにうちはという樹を根絶してでも。 木ノ葉の里こそ、イタチの足跡にして彼の生きた証。 その想いに至ったサスケは、この歪んだ忍世界のシステムを改革するため、全てを無意味にする無限月読を止めることを決意する。 「オレは戦場に行く。 この里を、イタチを……無にはさせん!!」 火影たちからやや遅れる形で戦場に駆けつけたサスケは、ナルト、サクラと共に第七班として再び集い、進化した須佐能乎を駆り六道化したオビトに挑む。 ナルトと互いに援護しつつ見事な連携を見せ、激闘の末にオビトから尾獣たちを解放することに成功したが、今度は輪廻天生で生き返ったマダラが立ちはだかる。 「旧時代の遺物がしゃしゃるな」 「生を得たことが、アンタの仇となる。 穢土転生のままが良かったと、悔やみながら逝け!」 だが、最初の交戦では「火遁・灰燼隠れの術」で逃げられる。 その後、動けなくなった柱間から、マダラが奪った柱間の仙術チャクラに呼応する縛りの術(恐らく「火影式耳順術」と思われる)を渡され討伐に急行するが、一足早く右目の輪廻眼を取り戻したマダラの「輪墓・辺獄」の影に捕まり、刀で胸を貫かれ瀕死の重傷を負う。 しかし、死に掛けていたところにイザナミの無限ループを脱したカブトが到着。 扉間の助言を受けた彼により、傷を治療するため柱間細胞を移植され命を拾う。 その中で、六道仙人ことと邂逅し、自身がハゴロモの上の息子であるインドラのチャクラを受け継ぐ転生者であること、その弟であるアシュラの転生者がナルトであることを聞かされる。 そして、ハゴロモからマダラの力に対抗するため、六道の陰の力を得、左目に輪廻写輪眼を開眼。 六道仙術に目覚めたナルトと共に再度マダラに挑み、次いで現れた大筒木カグヤと相まみえる。 兄弟ゲンカの終わる時 マダラを媒介として復活したを封印し、後は無限月読を解除するのみとなった。 だが、そこでサスケは革命を宣言。 やの説得は届かず、止めようとするナルトとの決着をつけるべく終末の谷へと移動する。 それは図らずも、うちはイタチの言葉と生き様、それぞれから「火影」に対する答えを出した二人の決闘であり、ハゴロモの時代から続く「兄弟ゲンカ」の決着する時でもあった。 サスケの目的は、自らがあえて悪となり世界中の憎悪を一身に受ける事で忍界を纏めようとする、かつての兄の生き様を引き継いだモノだった。 戦争が終わっても、今まで通りの忍の枠組みに戻すだけでは、任務を遂行し影で犠牲となる「忍」が無数に現れ続けるのは変わらない。 それでは平和は永遠に成し得ない。 そのために全ての繋がりを断ち切り、過去を捨てようとするサスケに、ナルトはイタチとの繋がりがあったから今のお前があるんだ、と一喝するが、 「それは上手く行くだけじゃない。 この二体の石像のように……そしてオレ達、兄弟のように……」 繋がりの全てが良い方へ向くわけではない。 それも事実の一つだった。 それでも孤独という「地獄」を知る者として、そこへ行こうとするサスケをナルトは止めようとする。 それを断ち切り闇に沈もうとするサスケは、最後の決戦を開始した。 ナルト「オレとサスケは本当の兄弟じゃねーけど……仲直りはできると思うんだ」 「オレ達かなりの友達だから」 サスケ「イタチ亡き今、オレはやっと一人になったように思えた……だがナルト……あいつだけは切っておかなければならない。 オレの火影は繋がりを切り、一人になって完成する」 「オレにとってあいつは……もっとも親しい友のままでいるからだ」 2人の戦いは熾烈を極め、お互いの全力の技の応酬は谷の地形を変えるほどの凄まじい規模だった。 互いの渾身の大技により両者とも片腕を失い、ダメージの蓄積で二人とも行動不能に陥る。 しかし、それでもなお友として止めようとするナルトの心をやっと理解したサスケは、ようやく自分の負けを認めた。 この時、兄や父や母、一族の「痛み」が伝わってきてサスケが復讐の道を選んだように、二人はお互いの「痛み」を感じていた。 サスケは、うちは一族で唯一の生き残りになってしまい敬遠されていた自分と、九尾の人柱力とされて里の人々から嫌われ孤独となっていたナルトを重ねていた。 だからこそ、ナルトが痛みを感じるたび自分も同じように痛みを感じていた。 そして、 カカシ・サクラ・ナルト に自分の家族を重ねてしまうようになっていき、そしてそれを自分の「弱さ」だと恐れ拒絶していた。 ナルトはサスケという同期に憧憬を抱き、それを乗り越えようと真っ直ぐに走り続けた。 何もなかったナルトが、初めて自分から掴もうとしたつながり、それがうちはサスケだった。 「逆だ……本当は、オレが羨ましかったんだ。 お前には、オレにはない強さがあったから……」 「お前はいつも、オレより前を歩いてやがった……まるでかつての兄さんのように……」 その後、2人は駆けつけたによって治療される。 そこで、サスケはようやくサクラが自分へ向ける想いに背いていたことを謝罪。 サスケの罪は、世界を救うために貢献したことや、カカシやナルトの尽力によって免責された。 喪った左腕には義手が造られていたが、その完成を待たぬまま、贖罪のため、世界を見て周り、守るために旅に出る決意をした。 旅に出発する際にはサクラに2度目の感謝の言葉を告げ、ナルトからは里抜け時に置いていった自分の額当てを渡されている。 文字通り憑き物が落ちたサスケは、自分を救ってくれた友のように、いつか世界の全てが分かり合う時が来るかもしれない、と考えるようになる。 そして彼が出した「忍者」への答え……それは、世界が分かり合う時まで耐え「忍」ぶことを託された「者」たちだった。 柱間とマダラに始まり、今は自分たちに託された夢。 その実現に向けて、いつか次の誰かに託すときまで歩み続ける。 それが、自分たち忍者なのだと信じて。 大戦終結後 かつての自分への戒めも込めて義手は受け取っておらず、隻腕のまま。 カグヤの行動のうち不可解な点(大量の白ゼツを用意しようとしていたこと、そもそも彼女や大筒木とは何者なのか)について調べるため、電波などが届かないような僻地に赴いて単身調査を行っている。 なお、六代目・七代目治政下での木ノ葉での肩書は不明瞭。 火影に直接コンタクトできること、単身で重要な任務を行っていることから、暗部だと思われる。 その中で 発生を受け、首謀者であった血之池一族の生き残りの女性・チノと出会う。 彼女もまた、幼い時に一族が滅ぼされ、繋がりを持たないまま生きて来た存在だった。 かつての自分やナルトと似た境遇の彼女を前に、サスケは己の忍道を「憎しみの連鎖を断ち切る時まで耐え忍ぶ」ことだと決意。 戦いに割り込んできたチノの相棒・風心を前に、彼女にもちゃんと繋がりがあるのだと自覚させ、戦いを終わらせた。 その後、一度里に戻った後、今度はサクラを連れて出立。 共に旅する中で結ばれたが、旅先で生まれた一人娘のを連れて里に帰らせ、自身は任務を続行している。 そのような経緯からサラダとの親子関係がこじれていたが、。 また、ナルトの息子であるは自身の道を決めかねていた時期にその存在を知って教えを乞われ、時に忍としての教えを説き、彼の師匠として大筒木に関する確実な情報を木ノ葉に持ち帰る次いでに修行に付き合い、時に支えている。 なお、ボルトたちの世代はサスケの里抜けに関する事情やうちは一族の悲劇については知らないようだ。 次世代編 『 』では、アニオリのエピソードでかなり補完されているが、 親子の日編ではサラダとのコミュニケーションに悩んだ挙句、よりによってカカシの「イチャイチャタクティクス」を参考にして大失敗。 サスケ「よこせ、川に投げる。 イヤ、川に投げるべきはカカシ、アンタだな」 カカシ「あっ、違いない」 タイムスリップ編では、幼いナルトから九尾のチャクラを奪うために、ある宝具を使って彼の下忍時代に戻ったを追って過去の木ノ葉へと飛んだ際、関わらないよう苦心したものの、ウラシキの再来に備えて息子のボルトと共に修行するも、先の戦いで暴走状態となり彼を襲って傷つけてしまったため、上手く接せず苦悩するナルトに助言を与え、彼が立ち直り再びボルトとよく向き合おうとするきっかけを作る。 その後、ウラシキとの再戦でボルトたちを逃がすために彼を道連れに谷底の川へ落下するもサクラに助けられ、医療忍術で応急措置を施され戦線に復帰し、彼らと合流して何とかウラシキを撃破する。 しかし、持ち歩いていたサラダの手紙を落とした上によりによって当時のサクラに拾われてしまい、がフォローとして言い出した「イチャイチャシリーズに感銘を受けた自来也の追っかけ」という弁明に渋々乗っかる。 おかげで事なきを得たが、サクラに「キモい」と一刀両断され、ショックのあまり全媒体通して初めて 真っ白に燃え尽きて目が死んだ。 ちなみにこのエピソードの終わりに、過去への干渉をリセットするため写輪眼の幻術でボルトが関わった面子の記憶を消して回ったが、ボルトのボヤキを聞いていただけ見落としており、それが元の時代での雷車の開発に繋がることになる。 その後、謎の組織「殻」の調査のため、諜報部のサイと共に任務に赴く。 写輪眼 苦しみや悲しみによる深い愛の喪失や自身への失意によってもがき苦しんだ時に開眼・強化されるという性質がある。 使用術• 火遁 豪火球の術 鳳仙火の術 龍火の術 豪龍火の術• 雷遁 千鳥 草薙の剣・千鳥刀 豪火薙袖 千鳥流し 千鳥千本 千鳥鋭槍 千鳥光剣(劇場版) 麒麟• 忍具 影手裏剣の術 操手裏剣の術 操風車三ノ太刀• (大蛇と鷹を呼びだす 潜影多蛇手 蛇睨呪縛 潜影多蛇手とこの術は、呪印から解放後は使用不可能なのか、使用されていない 雷光剣化 鷹(ダンゾウ戦で初使用、背中に乗って飛行できる)• 体術 ハヤブサ落とし(激闘忍者大戦2、アニメオリジナル(第133話)) 影舞葉 獅子連弾 写輪眼• 輪廻眼 天手力 封術吸印 インドラの矢 地爆天星 六道・地爆天星 万象天引 神羅天征 異空間ゲート•

次の

ナルトとサスケはどっちが強い?最後は腕を失うも現在は義手で復活?

うちはサスケ 腕

サクラは、未だこの恋愛を諦められないでいる。 最初の中忍試験の時に死の森で受けた腕の傷跡は、いつまでも残っているというのに。 こんなにも簡単に、サスケのものである証は消えてしまう。 バスルームの鏡に薄い全裸を映して、サスケの痕を探す。 耳裏、首筋、胸元、脇下、二の腕、手首。 腹部、腰、下腹部。 太股、膝裏、ふくらはぎ、足首。 サスケの唇が辿る箇所に残されていく鬱血の痕は、いつの間にかきれいに消えてしまった。 最後に抱かれた時は手首や腰を強く捕まれていたためか、サスケの指痕すら残っていたのに。 その傷跡ですら愛せる対象だと思える自分は、狂っているのだろう。 13歳で一度迎えた決別の時ですら、サスケの不在はサクラの心に深い虚無感を与えた。 いっそのこと、諦められたら。 せめて割り切ることができればいいのに。 任務だと言い除けたサスケ同様、この夫婦生活は任務なのだと。 心と身体を分けることができればと。 不器用な自分に嫌気が差す。 執着心と未練にまみれた自分は惨めなことだろう。 しかしそれ以上に、サスケに触れられて得る快楽はたまらなく心地よかった。 心に痛みが残る分、サスケの愛撫は甘やかでたまらなかった。 サクラは未だこの恋愛を諦められないでいた。 月が、微笑むように満ちる。 二度のノックに返りはなかった。 寂しさの裏に、安堵があった。 扉を開くと、家具だけが無造作に置かれたサスケの部屋だ。 昨日と変わりない無機質さは、部屋の主の不在を知らせた。 カーテンは布いてなかったため、月明かりが申し訳程度に鈍くフローリングを照らす。 ふっくらとした三日月が窓枠から覗き込んでいる。 サクラは迷わず部屋の中央へ歩み寄り、そのまままっさらなベッドへダイブした。 柔らかなスプリングがサクラを受け入れる。 軽い体重では軋むことがなかった。 うつ伏せのまま大きく腕を伸ばして、手元のシーツを手繰り寄せる。 嗅覚の鋭くない自分だが、それでも馴染んだ匂いを求めて呼吸をする。 (サスケくんの匂い、なくなっちゃうよ) 皇かなシーツに頬を埋める。 体温のない冷たい感触でも、僅かに残された香りはサクラの心を逸らせた。 僅かに目を開けると、窓外から覗く三日月と目が合った。 滑稽なのだろうか。 三日月が笑っているように見える。 サスケが里抜けした、あの三日月の夜と同じぷっくりとした三日月。 サスケくん。 返事がないのは知っていながら、呼びかける。 「おやすみなさい」 豊満な三日月だけが窓越しにサクラを見下ろしている。 自宅に着いたのは丑の刻を過ぎていた。 本部に寄っての長期任務の報告はナルトに任せ、不平不満をたらたらと述べるナルトと同僚を置いて自宅に帰ったのだ。 約一月ほどの留守だった。 サスケが不在の間、うちはにいようと春野にいようと分かるはずもない。 所詮形式上の結婚でしかないのだ。 何より一月前の最悪の別れがサスケを蝕んでいた。 緊張した面持ちで、玄関を潜る。 深夜を回りしんとした空気の中で、一人分の気配を感じる。 ただそれだけで、久しぶりの自宅には今までのような空虚感はないように思う。 あくまで気のせいだろうが。 ただ一人、家にいることを認識しているだけで幼少の頃のようなノスタルジックな思いに心臓が逸る。 アカデミーから帰宅すると、いつでも母親が台所に立っている。 そんな記憶は7歳で終わっている。 そういえばとサスケは窓から空を覗き上げる。 真っ暗なリビングを通り抜け、迷わずサクラの部屋の近くまで向かう。 窓から差し込む月明かりだけが道しるべだった。 家のどこかにサクラの気配がある。 それだけで充分だった。 サクラの想いがどこに向いていようと、たった一枚の白い紙がサクラの所有権をサスケに与えた。 一月前に最悪の別れ方をしていた。 帰ると言ったサクラを逃すことなく、無理やり身体を開かせ強引に奪った。 嫌悪されているだろう。 形式上結婚しているといっても、合意でないセックスは暴力でしかない。 この一月、距離を置く時間があるなら覚めるだろうと思っていた。 嫌われているという懸念と、一月前のあの日、サクラのナルトへの想いを目の当たりにしたのだ。 想いも冷めるだろうと、思っていた。 サクラに部屋を与えた東側の廊下を歩むのが気鬱になってくる。 行ってどうするのか。 顔を見てどうするというのか。 執着など不要のものだ。 自己欲など斬り捨てろと暗示のように言い聞かせる。 自然と歩みは止まっていた。 サスケは僅かに俯いて、自室へと踵を返した。 窺うように、月が傾く。 自室の扉に手をかける。 中から一人分の呼吸音が聞こえ、サスケは僅かに途惑った。 開いた扉から入る視界には、ベッドがある。 ベッドの上には人一人分が盛り上がり、寝息と共に掛け布団が上下した。 どういうことだと、疑問が擡げる。 何故、サクラは自分のベッドで寝ているのだと。 安定した寝息は深い眠りを窺わせる。 ベッドサイドに立ち、安らかに眠るサクラを見下ろす。 月光に照らされた分サクラの白い面にサスケの影が落ちたが、サクラが起きる気配はなかった。 火影付の忍であるにも関わらず、この無防備さはどうなんだろう。 そのまま、華奢な肢体に掛けられた掛け布団をゆるりと剥ぎ取る。 温められた彼女の柔らかな香りが嗅覚を掠る。 夜着を纏った肢体を跨ぎ、深く眠る白い面の横に手を突いた。 まるで籠の中の鳥だ。 サスケの重みでスプリングが沈み込み、それだけサスケの影がサクラに覆い被さる。 身を屈めて、薄く吐息を繰り返す唇に己のそれを無機質に重ねる。 何をしているのだ、自分は。 一月離れようとサクラに対する執着心は全く殺がれることはなかった。 何より、里抜けした三年という期間ですら、彼女の存在を忘れ去ることは困難だった。 何かしらにつけサスケにわだかまるサクラの存在は復讐に邪魔で仕方なかった。 そんなサスケを余所に、未だ平気で眠りに落ちるサクラが少しばかり憎くなった。 身を起こそうとしたところで、組み敷いた細いからだが僅かに身じろいだ。 サスケの拘束が解けると、サクラの腕はサスケの背に回された。 柔らかな抱擁は、彼の心を無防備にさせる。 起こしたのだろうかと、身体が強張る。 しかしながら離れようにも、温かな存在はあまりにも魅惑的だった。 サスケくん。 桜色の唇が、彼の名を呼んだ。 ただそれだけで、彼の理性の枷を外すには充分だった。 「ん・・・っ」 唇を重ねるだけで、彼を迎え入れるように柔らかな唇が僅かに開いた。 その隙を縫って濡れた舌先を捻じ込む。 今までの逢瀬の中で逃げ惑うだけだった彼女の小さな舌先は、戸惑いながらもサスケに応えて絡み付いてきた。 濡れた水音が薄暗い室内で響き渡る。 押し込んで舐め回して、誘い出して吸い上げる。 キスの合間に視界に入った、真っ白な肌が夜着の袷から覗かせてサスケを誘った。 口付けを解いて誘われるままに白い肌に唇を這わせる。 すでに一月前の逢瀬の後は何一つとしてサクラの身体に残ってはいない。 わずかに吸い付くだけで、再び簡単に鬱血の痕が浮かび上がった。 執拗なほどの所有の証。 急所である咽喉元に唇を押し付けると、息苦しかったのか細い身体は僅かに身じろいだ。 身を起こしてやると、サスケの居場所を作るように細い下半身が開かれる。 その反応に目を眇めながら、そのまま唇を下降させてゆるやかに盛り上がるささやかな乳房に頬を寄せる。 キスのせいか、息が上がって心拍は早い。 それでもサスケに安心感を抱かせる。 やがて落ち着き始めた呼吸に顔を上げて、再び唇を重ねた。 情事の最中、サクラの耐える顔を見るのが好きだった。 自身の下で揺らされながら、何かに耐えるような表情をするのだ。 拒絶なのだろう、と純粋に思った。 初めての夜、拒絶が上がるだろう行為ですら、サクラは荒く吐息を漏らすだけで耐え抜いた。 彼女が火影補佐になりえるほどのくの一であることを再認識した。 最中、サスケがサクラの表情を見る視線に気付いてか、きつく瞑られていた翡翠の瞳がうすく開かれる。 絡んだ視線に、サクラは視線を外してきつく目を瞑るのだ。 その所作に嗜虐心が擡げ、更に追い込んでやろうと彼女を蝕む行為は執拗さを増した。 もしかしたら自分はサディスティックなのかもしれない、と思った。 彼女の急所を唇で暴いて、痴態を曝け出す。 どこまでも貶めたかった。 そう、彼女に言ったことがある。 知っている、と彼女は答えた。 それは、どういう意味だったのだろう。 突き放す言葉を吐き捨てるのに、彼女は変わらず懐いてきた。 怯えられていることは、確実だった。 あれだけ木の葉の忍に手をかけたのだ。 当然だろう。 その中で与えられた拒否権のない婚姻届の提示。 五代目火影はまるで決まったことのように薄っぺらい白い紙を渡してきた。 ならばサスケは与えられた特権を生かすのみだ。 快楽に貶めて引きずり落として、身体だけでも繋ぎとめたかった。 一月前、当然のようにナルトと笑い合うサクラを見て、言いようのない嫉妬に駈られた。 彼女の想いが別へ向かうならばと、彼女の所有に固執は必須だった。 いつの間にか再び深くなっていた口付けに、両者の息は上がってしまった。 これ以上離れられなくなる前に、無理やり身体を起こして距離を置く。 無理やり解いた口付けにサクラは僅かに眉を寄せて、それでもすぐに夢の世界へと落ちていった。 離れるには遅かったか。 サスケは濡れた自身の唇を手の甲で乱暴に拭い去る。 そうすることで柔らかな感触を忘れ去るように。 名を、呼ぶ。 応えがないことが分かっているから、呼ぶ。 ゆっくりと身を屈め、世界から隠すように白い肢体に覆い被さる。 触れる人肌に心が震えた。 白い額に額を宛がう。 伸びた黒の髪が、淡い春色の髪に絡まる。 混じれないことを示唆していた。 最後に押し付けるように唇を重ねて、今度こそ身を起こした。 再び眠りに落ちたサクラを見下ろす。 サクラはサスケの名を呼んだ。 背中に回された腕の温かさ、彼女の腕の優しさを。 サスケは、考える。 窓枠から窺うように月が。

次の

【ナルコレ】うちはサスケ[謹賀新年・蠎蛇2018]の評価とスキル・ステータスの詳細

うちはサスケ 腕

32 ID:1waKIRAU0. 13 ID:AdJJihsUa. 02 ID:jARM5GIw0. 85 ID:y7xTVykmE. 47 ID:a5Vf4EhI0. 48 ID:y2GCsOj1a. 76 ID:LhoFsVLS0. 01 ID:aXmDzRP10. 名無しさん• 2015年06月21日 18:45• 名無しさん• 2015年06月22日 01:52• 名無しさん• 2015年06月22日 01:57•

次の